夏の日焼予防や紫外線対策は重要
沖縄に遊びに行ったとき、ビーチの太陽光線の強さをまったく知らずに日焼け止めも塗らずに過ごして、ものすごく後悔したことがあります。
開放的になっていて、日焼するのが夏!くらいに思っていたのですが、その晩は体中が痛くて暑くて眠れず・・・翌日も氷や保冷剤で体を冷やしていないといられないくらいでした。
沖縄の紫外線は本州と比較すると、数倍くらいになるのだそうです。
そういえば現地の子どもたちもTシャツを着て海に入っていて、砂浜でTシャツなどを着ていないのは観光客だけだったかもしれません。
沖縄に限らず、日焼け防止を行うこと、紫外線対策をすることはとても大切なことです。
紫外線ってどんなもの?春から強くなる紫外線について
太陽の光というのは私たちが見ることのできる可視光線以外、赤外線、紫外線、X線、ガンマ線など色々な光線を発しています。
そのうち、紫外線はA波、B波、C波があり、A波はUVA、B波はUVB、そしてC波がUVCというものです。
UVA、紫外線A波は、肌が黒くなる日焼 サンタンを起こします。
地上に届く紫外線のうち、9割を占めているのがUVAで、波長が長く肌の奥まで浸透してしまうため、日焼するほかシミ、しわ等の元になる光線です。
UVB、紫外線B波は日焼の中でもサンバーンの元になるものです。
波長が短くUVAと比較するとオゾン層や雲に阻まれるため、地上には全紫外線の1割くらいしか届きません。
ただ夏に多くなり、肌の表面の細胞に傷をつけてしまい、炎症の元となるものです。
これがもとになってシミやそばかすなどができてしまいます。
UVC、紫外線C波は、地上に届くことがないため、日焼防止を考える場合、UVA、UVBについて考える必要があるのです。
日焼け止めって色々ある
日焼け止めにはクリームタイプ、乳液タイプ、ローションタイプ、ジェルタイプがあります。
それぞれの特徴を理解し、紫外線対策として効率よく利用しましょう。
クリームタイプは保湿力が高いので乾燥肌の方におすすめの日焼け止めです。
ただ油分が多く毛穴につまることもあるため、必ずしっかり洗顔して落とすようにします。
乳液タイプは肌への負担が少ないため、敏感肌の方におすすめです。
延ばしやすくテクスチャーもさらっとしているので肌になじみやすいのが特徴となります。
ローションタイプは化粧水タイプの日焼け止めで基礎化粧品として利用できます。
化粧水を普通に利用しているだけで勝手に日焼け防止してくれるのでありがたいですね。
ただクリームタイプなどの他の日焼け止めと比較すると落ちやすいのが難点です。
ジェルタイプは界面活性剤成分が含まれている物が多いので、成分をよく確認しましょう。
伸びがよくべたべたしないのでさっぱりした感覚で利用できます。
日焼けしてしまったらどうしたらいい?
もしも日焼をしてしまったら、赤みや痛みが落ち着いてから化粧水などを利用して水分を補います。
いつもよりたっぷりの化粧水で十分保湿してください。
化粧水で水分を補ったら美肌効果、ビタミンC配合の美白コスメなどを利用するのがおすすめです。
特に美白効果のあるフェイスパックは水分もしっかり補ってくれるので効果があると思います。
冷蔵庫に入れておくと日焼のほてりもとってくれるので気持ちよく利用できるでしょう。
日焼の状態がひどいと数日してから皮膚の皮がぽろぽろ向けてきますが、無理にむいてはいけません。
後でその部分が炎症したり、シミのように残ってしまうこともあるので、擦らずそのままぽろぽろ取れてしまうまで触らないようにします。
若い時には日焼けしてもすぐに白い肌に戻りますが、年齢と共にダウンタイムが長くなり、白くなったとしても年齢を重ねたとき、シミやそばかす、たるみなどの元になることもあります。
普段から日焼け止めを利用し、なるべく紫外線を浴びないようにしましょう。