車中泊するなら気をつけたいこと

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車中泊は楽しいけど知っておきたいこともある

キャンピングカーをレンタルして旅をした経験から、キャンピングカーの旅は本当に楽しくておすすめの旅と自信をもっていうことができます。
でも、キャンピングカーの旅に出る前に、車中泊について注意点などを本やインターネットで調べていたので、怖い事があるということも理解していました。

キャンピングカーであればほぼ心配ありませんが、普通の車でも車中泊の旅をする人が多くなっていて、そういった方々にエコノミークラス症候群の心配もあるといわれています。
エコノミークラス症候群のほか、車中泊で知っておきたい注意点など、多くの方に理解してほしいです。

エコノミークラス症候群って何?

飛行機に長時間乗っている人のほか、災害にあって車中泊の生活を余儀なくされた方々が、エコノミークラス症候群になった・・・という話を聞いたことがあります。
エコノミークラス症候群は飛行機だけの話ではなく、車でも起こる事なんです。

長時間同じ姿勢で過ごすことで足の血流が悪くなり、血栓ができてしまうことで様々な健康被害が起こるエコノミー症候群は、最悪死亡することもある怖い症状です。
シートをリクライニングにして寝ることで、血液が足の方に下がり、同じ姿勢でずっと過ごすため起こりやすくなるといわれています。

シートをリクライニングにして寝る場合も、足をダッシュボードに乗せるなどして足を伸ばすように意識することや、ズボンのベルトを緩めて水分をしっかり取るということもエコノミー症候群予防になります。
車の中でもこうした症状が起こりやすいことを頭に入れておきましょう。

エンジンのかけっぱなしも注意が必要

車中泊する場合、夏はクーラーがないと眠れませんし、冬は暖房が必要です。
ただ、エンジンをずっとかけているのはとても怖い事なので、それも理解しておく必要があります。

キャンピングカーを借りたときには外部電源によってクーラーをつけていたので安心でしたが、一般的な車で車中泊する時には車のエンジンをそのままにエアコンをつけていると思います。
その場合、排気ガスが車内に流れ込んで一酸化炭素中毒になる可能性もあるのです。

特に冬場、雪が降っている時にエンジンをかけっぱなしで寝てしまい、マフラーが雪でふさがれて排気ガスが逆流し一酸化炭素中毒になる方もいます。
このようなことがないように、エンジンのかけっぱなしには十分注意が必要です。

防犯意識しっかりしている?

アウトドアとか観光地とか遊びに行くとどうしても気持ちにゆるみが出て、ロックを忘れてしまったりすることもあります。
特にキャンプに行くと、すぐ見えるところに車があるし、子どもが出入りするので面倒くさいからロックしないでおこうなんて思いますが、これが窃盗犯の思うつぼなんです。

ロックをかけていても椅子にそのままバッグを置いていたり、財布が見えるところに置いてあると、窓を壊されて盗まれてしまうこともあります。
キャンプでテントに寝ている間に、車に置いてあった貴重品がなくなった・・ということがないように、貴重品は見えないところに置く、窓から内部が見えないようにカーテンやカバーをかけておく、そして何よりロックを必ずかけておくことが必要です。

駐車する場所も考えて

車中泊ができるパーキングエリアにはたくさんの車が止まっています。
こうした場所ならいいのですが、中には広めの駐車場があるコンビニや田舎の街だと車の通りが少ない路上で車中泊してしまう人もいるのです。
こうした場所ではもちろん車中泊してはいけません。

ただまったく人気がないところに車中泊するのも防犯上、避けなければなりません。
灯りがかくて人気がないところは、万が一のこともあるので避けるべきです。
車中泊をしてもいいパーキングエリアや道の駅などを調べておいて、楽しく過ごせるようにしましょう。