6月の旅行が適している理由とは?
沖縄では6月の後半頃(気象庁によるデータでは例年6月23日くらい)に梅雨が明けます。
ですから、6月の旅行といっても梅雨が明けた後が大前提です。
せっかく沖縄へ旅行するなら海も空も真っ青な状態で楽しみたいですから、この「梅雨明け時を狙う」を忘れないようにしましょう。
6月になると、沖縄の平均水温が27℃くらいにまで上昇し、海水浴に適したシーズンになります。
しかも梅雨明け頃から朝晩の冷え込みも少なくなって、軽装でも過ごしやすくなります。
梅雨が明けて天気のいい日が多くなるうえに爽やかな気候で過ごすことができる、これがなんといっても沖縄旅行は6月が適している理由です。
またトップシーズンに入る前ということで、旅行客の数もまだ少ないので混雑をそれほど気にすることなく楽しむことができるのもメリットです。
しかもツアーや宿泊先などの旅行費も、7~8月に比べるとそれほど高くありません。
沖縄ならではの魅力を楽しむことができる一方で、人気観光地ならではのマイナス点をそれほど感じることもない、こうした点も6月が適している理由として挙げられます。
ただし注意したいのは、いくらまだ夏本番ではないといっても紫外線の量は多くなること、そして海にクラゲが増えてくる点です。
過ごしやすいからといって油断せずに紫外線対策をしっかりすること、そして海水浴を楽しむ際にはクラゲに関する情報や、海水浴場にクラゲ対策用のネットが用意されているなどの確認を忘れないようにしましょう。
6月に楽しめる沖縄のイベントは?
沖縄で6月に開催されるイベントとしては、まず「MIYAKO ISLAND ROCK FESTIVAL」が挙げられます。
国内外のミュージシャンが参加する音楽フェスで、それも沖縄らしくビーチで開催されるイベントです。
まだ暑さがそれほど厳しくない環境で、南国気分を味わいながら音楽を一日中楽しむことができる熱いイベントです。
このフェスを目的に旅行会社がツアーを用意しているほど、この時期におなじみのイベントとなっています。
もうひとつ、見るよりも参加したいイベントとして「ツール・ド・宮古島」が挙げられます。
自転車のレースで、宮古島の美しい自然を味わいながら自転車を走らせることができます。
参加のハードルもそれほど高くなく、例えば保護者が同伴すれば小学生でも参加可能です。
観光とアクティビティを兼ねた沖縄旅行の思い出作りに参加してみるのも、面白そうです。
ほかには、糸満市で開催される伝統行事「糸満ハーレー」、読谷村で開催される「読谷村ハーリー大会」など、南国ならではの伝統を楽しめるイベントも6月に開催されています。
こうした各種イベントを見てもトップシーズンから「ちょっとずらした」6月の沖縄旅行がいかに魅力にあふれているかがうかがえるのではないでしょうか。