肩こりに悩む

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肩こりは日本人の現代病?人間だもの肩こりは仕方ない?

人間は哺乳類の中でも二足歩行ができるようになり、両手が使えるようになったことで大きく進化しました。
でもその進化を得たことで代償として得たのが肩こりです。

脳と頭蓋骨が入っている重い頭を支えるために、肩、首はかなりの負担をおっています。
また頭を支えるだけじゃなく、肩は両手をコントロールするためにさらに酷使されているのです。
身体の中でも方は、非常に大きな役割をもっているため、どうしても負担が大きくなるのでしょう。

毎日のデスクワークで肩こりがひどい

外回りの方、立ちっぱなしの方は腰痛の悩みを抱えるなど、二足歩行の人間ならではの悩みをもっている人が多いのですが、デスクワークをしているものにとって、肩こりは切っても切れない慢性的な痛みです。
肩こりを解消するために、肩甲骨の周辺を動かすといいといわれても、そればかりをしていたら仕事になりません。

もちろん1日中運動のことだけ考えていることもできないので、結局肩こりになるのです。
しかし、仕事中や通勤中、また食事中など、特に運動をしていないときの姿勢に気を付けるだけでも肩こりの改善につながるといわれています。
元々凝りやすい肩に対してなるべく負担がかからないように姿勢を正すことで、肩こりの解消につながるというわけですね。

肩こりの改善につながる正しい姿勢

骨と骨の間隔を広げることが肩こり解消のポイントです。
骨同士を無理によせないことが重要となるため、胸を張って肩甲骨部分を寄せるなどの運動は肩こり解消になりません。
身体全体を緊張させることになるため、ちょっと胸を開いて背筋を伸ばすようなイメージを作るといいでしょう。

お腹に力を入れるようなイメージで背筋を伸ばすと、自然と胸が開き肩甲骨も開きます。
肩甲骨を開くことに意識を集中すると猫背になってしまう人もいるので、鎖骨を真横に伸ばすようなイメージ、一直線になるようなイメージをもちましょう。

鎖骨がすっと一直線になるようにイメージすると肩甲骨の下部分の角度も下がり、緊張状態ではなくなります。
無駄に力を入れていないので、背筋を伸ばす努力をしている、筋肉を使っているというよりも、かえってふっと力が抜けているようなリラックスした姿勢になるはずです。

肩グルグル回しストレッチでいつでも肩こり解消

仕事中でも通勤の途中でもいいので、肩が軽くなる肩甲骨回しをやる癖をつけていくといいでしょう。
両肘を前から上の方を通り後方に回すようなイメージで回します。
肘で体の左右に円を描いているように考えて行うと上手くグルグル回せますよ。

これで肩甲骨周辺の筋肉をほぐし、緊張を解いてくれるので肩も楽になります。
普段から肩こりに悩んでいる人は、こうしたストレッチを行い、坐っている姿勢などにも気を使ってみると少しずつ改善していくでしょう。