旅費をどう貯めているのか?
旅行好きの人にとって最大のテーマとなるのが、時間と旅費の確保です。
とりわけ旅費は、日常生活の中でコツコツと貯める習慣をつけないとなかなか確保できないものです。
なお、総務省による2019年のデータでは、30代が世帯主の世帯における旅費の平均が52,995円となっています。
同じデータで、世帯主が40代の場合は58,020円です。
旅行先では何が起こるかわかりませんから、万一の時に備えて多めに資金を確保するのが常識、となると1回の旅行で6~7万円くらいは必要になるということになります。
旅費を貯金する方法についてのあるアンケートによると、「毎月コツコツやっている」という人が70パーセントを超える数字になっていました。
つまりボーナスなど一時的にまとまった金額が入った時に旅費を捻出するのではなく、日々の生活の中で節約する習慣をつけなから貯めていく方法が一般的ということになります。
お金の使い方を厳選しよう!
そうなると、どうやって毎月貯金するお金を確保するのかが最重要のテーマになってきます。
収入を増やせればよいですが、そうもいかないので出費を減らすことに重点が置かれることになります。
その際、お金の使い方を厳選する、別の言い方をすれば「減らせる出費」と「減らせない出費」をしっかり分けたうえで節約できるところを徹底的に節約することになります。
例えば、子供絡みの出費を減らすわけにはいきませんが、自分の食費や遊興費を減らすことはできます。
とくに遊興費は「旅行をという楽しみのために他の楽しみを我慢する」と思えば、結構我慢できるものです。
食費の場合、昼食などの自分の食費は切り詰める一方、家族で食べる食事を切り詰めるのは避けましょう。
とくにお子さんがいる家庭の場合、食育や家族同士のコミュニケーションの観点からも食事は大事です。
あとは定番ですが、保険の見直しも大きいです。
現在入っている保険は必要なのか、支払っている保険料は適切なものなのか、無理して削る必要はありませんが、見直してみるだけでも出費を減らす機会を作れます。
例えば生命保険の保険料は、1世帯あたり平均月3万1800円程度と言われています。
これを見直しによって2000円節約することができれば、年間で24000円の節約になり、旅費の3分の1ほどを捻出することができることになります。
旅費を貯めるために気をつけていること
普段から旅費を貯めるために気をつけていることは、お金を稼ぐ機会を逃さないという点です。
例えば、何か使わなくなったもの、いらなくなったものが出たらネットオークション・フリーマーケットに出しています。
面倒くさがらず、こまめに出品すればけっこうな収入になります。
それから、旅行の計画や情報収集を日頃から心がけてテンションを高めておくことも大事です。
つねに旅行を楽しみにしている気分にいれば、無駄遣いや他の遊興にお金をかける気がなくなります。