クルーズ旅行で役立つ船酔い対策をご紹介

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クルーズ船の中

クルーズ旅行で船酔いって最悪です

昔はクルーズ旅行というと年配の方、すでに仕事をリタイアした方が楽しむ優雅な旅というイメージがありました。
しかし最近は短い期間のクルーズも多くなり、若い人たちにも人気のバカンススポットとなっているのです。

クルーズではショーやカジノを楽しんだり、毎晩パーティーが行われ華やかな時間を過ごせます。
豪華な料理があり、備え付けの図書室で本を借りて、デッキで読書という優雅な時間を過ごしてもいいでしょう。
お子さんはデッキのプールで遊んだり、老若男女、楽しめる要素が詰め込まれています。

しかしそんなクルーズ旅行で船酔いしたら最悪です。
みんなが楽しんでいる中、自分は袋を抱えてベッドにいるしかないのですから、旅行の時間が台無しになります。
そこで、船酔を攻略する方法を理解し、クルーズで船酔しないように対策を立てておきましょう。

事前に準備しておきたいこと

まずは乗船前に水分をしっかりとることが求められます。
クルーズの間も、水分を切らすことがないように水を持ち歩きましょう。

酔い止めを飲んでおくのも事前準備となりますが、かなり眠気が強くなるので、酔い止めバンドなどもおすすめです。
プラスチックの突起が吐き気を緩和するツボを刺激してくれます。

乗船したらしてはいけないこと

乗船してから長い時間同じ場所に閉じこもらず、デッキに出て新鮮な空気を吸ったり、遠くの美しい景色を眺めるなど、広い視野で周囲を見るようにすると船酔しにくくなります。
同じところにずっといると、揺れていることに敏感になり、船酔しやすくなるのです。

船酔しやすいとわかっている人は、デッキで本を読むなど一点を集中してみることを避ける方がいいでしょう。
周囲はゆらゆらと動いているのに一点を見つめるという行動をしていると、脳の感覚がおかしくなり船酔がひどくなります。

いきなり長時間のクルーズを利用しないこと

船酔することがわかっている人は、いきなり長い時間のクルーズに行くのは避けた方が安心です。
船から降りたくても降りることができず、旅が終了するまでつらい状態で過ごすことになるのです。

まず短い時間のクルーズを体験し、最初は船酔しても次第になれるようなら、長距離のクルーズに挑戦します。
時間と距離を徐々にならしていけば、長距離のクルーズも楽しく利用できるようになるでしょう。

食べるものでも船酔を緩和できる可能性がある

船酔は食べるものでも緩和できることがあります。
たとえば青リンゴは、ペクチンという成分が胃酸の分泌を調節してくれるので、船酔いに効果を発揮するといわれている食べ物です。
塩の強めのクラッカーなどの食べ物、それに炭酸も口をすっきりさせてくれるので、船酔いに効果があるといわれています。

ペパーミントが入ったお茶や飲み物などもおすすめです。
口や胃がすっきりし、落ち着かせてくれる効果が高いものを口にしていると、胃のむかむかも少しずつ良くなっていくでしょう。

クルーズ船は大きな客船の方がいい

乗船するクルーズ船は、波の影響や悪天候の影響を受けにくい、大型客船の方が船酔いしにくいといわれています。
特に新しい船は、船体を安定させる装置が装着されているので揺れにくく、船酔いしにくいのです。

小さい船に乗っていると揺れが大きく胃も動くので気持ち悪くなりやすいのですが、大きな船なら揺れも少なく船酔いしにくいでしょう。
船の大きさも船酔いに大きく関係するのです。

部屋を選べるなら、中央エリアに取りましょう

客船の部屋を選ぶことができるなら、なるべく中央より、また低階層の方が船酔いしにくいです。
窓がない客室もありますが、少々お値段が高くなっても窓がある部屋を選んだ方がいいでしょう。

逆に船の前方や後方は並の影響を受けやすいので、揺れが大きくなります。
船酔いしやすくなるので、船酔いを考慮するのであれば窓付き、低階層、中央部が理想的です。