沖縄の台風シーズンはいつ?
天気予報で台風が発生したニュースが報じられる時には、だいたい沖縄周辺で発生した画像が表示されます。
このように、沖縄は台風が通過しやすいエリアでもあります。
台風が通過する機会が多いだけでなく、期間が長いのも大きな特徴です。
一般的に沖縄の台風シーズンは5月から11月までで、1年間の約半分ほどは台風シーズンということになります。
まして沖縄観光のトップシーズンとなる夏場は、まさに台風が何度も発生する季節でもあるため、事前に「台風が来ない時期に予定を立てよう」というのが難しいです。
絶対に台風がくる心配がない時期に沖縄に行きたいなら、冬場を選ぶしかありません。
台風が来てしまった場合の対処法
沖縄旅行の場合、天気予報を見極めて直前に予約する、というわけにはなかなかいかないものです。
とくにトップシーズンともなると、早めに予約しておかないと宿が取れない、アクティビティが楽しめないといった問題も出てきます。
ですから、「台風を避ける」よりも「台風が来たときに備える」ことのほうが重要になってきます。
運が良ければ滞在中に天候に恵まれることもあるでしょうが、沖縄が好きで何度も訪れたいという方は、一度は台風に遭遇することを覚悟しておいたほうが良いかもしれません。
台風が来てしまった場合の対処法では、まず沖縄に行く前に注意すべき点が出てきます。
航空機が欠航してしまう可能性も出てくるからです。
運行情報をこまめにチェックすること、欠航の可能性が出てきたら便の変更や、旅行そのもののキャンセルの検討が必要です。
数日前から台風の情報を確認し、万一欠航になったときに備えて準備をしておくとよいでしょう。
現地で台風に見舞われてしまった場合には、旅行プランそのものを変更する必要があります。
暴風が吹き荒れて移動もできないケースではホテルに缶詰にならざるを得ませんが、移動が可能なレベルの天候なら屋内で楽しめるスポットに変更しましょう。
美術館や博物館はもちろん、沖縄の文化を楽しめるレジャー施設もたくさんありますから、思い切ってインドアに切り替えて沖縄旅行を楽しむようにしましょう。
美ら海水族館を筆頭に、小さいお子さんでも楽しめる屋内施設もあるので、それほど退屈してしまうことはないはずです。
その際に気をつけたいのが移動手段で、モノレールやバスといった公共の交通機関も台風の影響で遅延・運休が生じる恐れがあります。
これもネットで運行情報を確認するとともに、あまりギチギチのスケジュールを立てず、移動時間も含めて時間の余裕を持って移動できるスケジュールを組むようにしましょう。
なお、レンタカーを借りるという選択肢もありますが、強風で物が車に飛んでくる・落ちてくるといった危険がないかどうか十分に検討した上での判断がおすすめです。
そして夜は大人しくホテルで過ごし、ショッピングや食事で外を歩き回るのは避けましょう。
外出する場合には、アーケード街など風雨の影響を受けにくいところに限ったほうが安全です。